ジャケットガイド

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    ジャケットの歴史

    ●ジャケットの起源●


    ジャケットの起源としては、こんな説があります。中世時代、ヨーロッパの農夫たちが、短い上衣(胴衣)を着て野良仕事をしていました。それが農夫たちの間で広まり、フランス語の「jaque(ジャーク)」と呼ばれて親しまれるようになりました。
    14世紀頃になると、農民たちの上着として膝丈の長さの、袖付きの上着が定着し、英語で「jack(ジャック)」と呼ばれるようになり、これがジャケットの語源といわれています。その後18世紀以降になり、腰丈の上着を指す「ジャケット」が広く定着したといわれています。

    ●日本での歴史●


    日本で洋服を最初に採用し、着用したのは「軍隊」です。慶応2年(1866年)に、幕府が陸軍の制服を洋服に替えたことにより、一気に洋服が広まりました。
    この頃は、上着やコートという呼ばれ方が一般的で、ジャケットという言葉は使われていなかったようですが、存在としてのジャケットは確かに伝来していました。
    昭和20年に日本で初めてのファッションショーが開催され、以降、数々の流行とともに日本のファッションシーンを彩るようになりました。その中には、ジャケットも含まれており、ジャケットスタイルが日本でも定着するようになったのです。


      今のように、「上着の総称」という意味でジャケットという言葉が使われるようになったのは、ごく最近のこと。正確な年月はわかりませんが、多くのデザインの上着が流通する中で、それを総称する言葉として使われ出したようです。

      ●ジャケットスタイルの流行●


      日本で、初めてジャケットが大ブームをおこしたのは、60年代のことです。
      アイビールックと呼ばれる、アメリカ東海岸の名門8大学、アイビーリーグに伝わるファッションが流行したのです。日本では、「VAN」をはじめとするブランドが大ブームとなり、多くの若者の心を捕らえました。ボタンダウンのシャツに金ボタンのブレザーというそのスタイルは、男性のファッションに大きな影響を与えたといわれています。当時、金ボタンブレザーを着た男性が街にあふれ、VANに憧れる若者が急増しました。
      60年代半ばには、ビートルズの影響でモッズファッションが流行。ウエストを細くしたジャケットにスリムパンツを合わせるコーディネイトが流行しました。
      70年代になり、ジーンズが定着すると、それに合わせてダウンジャケットも誰もが知るアイテムとなりました。また、70年代後半からはニュートラといわれるファッションが流行し、ブレザーやワンピースに海外有名ブランドの小物を合わせるのが定番となりました。
      80年代、時代はバブル全盛。DCブランドの人気が不動のものとなり、ボディコンがもてはやされます。その後、渋カジが登場すると、紺のブレザーが一大ブームを起こすのです。
      こうして数々のブームをおこしつつ、ジャケットの歴史は重ねられています。

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